岐阜市大門町: 慈恩寺

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概要・歴史・観光・スポット

慈恩寺(岐阜市)概要: 景徳山慈恩寺は岐阜県岐阜市大門町に境内を構えている臨済宗妙心寺派の寺院です。慈恩寺の創建は鎌倉時代初期の文治3年(1187)に開かれ、戦国時代の永禄11年(1568)に現在地に境内を構えたと伝えられています。

寺宝である木造延命地蔵尊像は弘法大師空海(真言宗の開祖)が彫り込んだものとされ、当初は一乗寺に安置されていましたが永禄11年(1568)、織田信長が現在地に地蔵堂を建立し移されました(永禄10年:1567年に織田信長の美濃侵攻により新たに岐阜城の城主になった事から城下町の町割りにより移されたと思われます)。

木造延命地蔵尊像は桧材、寄木造、彫眼、彩色像、藤原時代後期に製作されたと推定されるもので貴重な事から岐阜市指定重要文化財(彫刻)に指定されています。木造芭蕉像は安永6年(1777)に永尾季三と惣連中が芭蕉の82年目の命日に慈恩寺に寄進したもので野田興三八が製作しました。木造芭蕉像は杉材、寄木造で貴重な事から岐阜市指定重要文化財(彫刻)に指定されています。

地蔵堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き(向拝屋根は銅板葺き)、平入、桁行2間、張間2間、正面1間唐破風向拝付、外壁は真壁造板張り。山号:景徳山。宗派:臨済宗妙心寺派。本尊:地蔵菩薩。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-岐阜市教育委員会

慈恩寺:写真

慈恩寺本堂と石燈籠
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