揖斐川町(歴史)概要: 揖斐川町は室町時代以来、当時の美濃国守護職であった土岐頼康の弟、頼雄とその後裔が支配した地域です。頼雄は地名から揖斐性を名乗り、揖斐城を築城、6代光親が天文16年(1547)に斎藤道三に敗れるまでこの地を支配しました。
その後、道三、織田信長と支配者が変わり、揖斐城も廃城となりましたが、江戸時代に入ると関ヶ原の戦いで東軍についた西尾氏が3万石で入封し揖斐藩を立藩、旧城跡の麓に新たに城を築き居城として城下町の整備や領内の産業の振興などを行っています。
元和9年(1623)、当時の領主西尾嘉教は嗣子がないまま病没したため揖斐藩は廃藩、幕府の天領となります。寛永8年(1631)、旗本であった岡田善同(岡田将監)が5300石で入封し、麓にあった城跡の一部を利用し陣屋を構え、現在の揖斐川町の基礎となる町づくりを展開しています。
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