北方町(歴史)概要: 北方町は古くから本巣郡の中心として栄えた地域です。室町時代に入ると伊賀氏が北方城を築城しこの地を支配し、4代後の守就は安藤氏に改称すると共に美濃国守護職土岐家の重臣として西美濃三人衆の1人に数えられました。
土岐氏が衰退すると、斎藤氏、織田氏と仕えますが天正8年(1580)に武田氏と内通したとの嫌疑で失脚ししています。寛文8年(1668)、加納藩主松平光重の3男戸田光直が5千石が分地され北方戸田家が成立、北方城の跡地に陣屋を設けて明治2年(1869)の版籍奉還まで領主を歴任し周辺地域の中心地として繁栄しました。
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