養老町: 白山神社

  岐阜県:歴史・観光・見所養老町:観光・観光・スポット>白山神社

概要・歴史・観光・スポット

白山神社(養老町)概要: 白山神社は岐阜県養老町鷲巣白山神社境内に建立されている薬師堂に鎮座している神社です。白山神社の創建は不詳ですが白山比盗_社(石川県白山市)の分霊を勧請したのが始まりとされます。記録的で明確なものとしては文久元年(1861)の軒札が残っている他、享和3年(1803)に編纂された御領内明細記に白山神社の境内が御除地として認められ、二尺五寸の社殿だった事が記録されています。建造物としては文久元年(1861)に第13代横綱鬼面山谷五郎が父親の追善相撲を催した際、白山神社に奉納した常夜灯(1対)が建立されています。

境内には宝形造、桟瓦葺き、桁行3間、張間3間、正面1間向拝付きの薬師堂(薬師山)があり、薬師如来や観世音菩薩が安置されているなど神仏習合の名残が見られます。又、境内に生える大木の根本には小さな堂が設けられ、そこから室町時代に制作された仏像が覗いているように見える事から「覗き仏」と呼ばれ養老町指定天然記念物に指定されています。

毎年10月の白山神社の例祭で奉納される「寄せ太鼓」は古式を継承する独特の演奏形式で「鷲巣白山太鼓」として養老町指定無形民俗文化財に指定されています。拝殿は入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行3間、張間2間、正面1間向拝付き、本殿は一間社流造、銅板葺き。祭神:伊弉冊命、伊弉諾命、菊理姫命。

白山神社:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板


白山神社:ストリートビュー

        スポンサーリンク

白山神社:写真

白山神社境内正面に設けられた石造社号標と石鳥居
[ 付近地図: 岐阜県養老町 ]・[ 養老町:歴史・観光・見所 ]
白山神社拝殿を左斜め正面から撮影した画像 白山神社石造透塀越しに見える幣殿と本殿 白山神社の御神木と思われる大木 白山神社境内に建立されている石燈籠(常夜灯)


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「岐阜県:歴史・観光・見所」は「岐阜県の歴史」、「郷土資料辞典−岐阜県」、「日本の城下町−東海」、「城郭と城下町−東海」、「東海道」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシーはこちらです。