本巣市: 善永寺

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概要・歴史・観光・スポット

善永寺(本巣市)概要:  善永寺は岐阜県本巣市文殊に境内を構えている善永寺に時を刻んできた鐘楼と梵鐘浄土真宗本願寺派の寺院です。善永寺の創建は至徳2年(1385)に開かれたのが始まりと伝えられています。中世は美濃守護職である土岐家一族から庇護されていましたが戦国時代に斎藤道三の台頭により没落し土岐頼芸の一族である土岐蔵人が天正8年(1580)に出家して当地に土着した際に、境内を現在地に移し再興したと思われます。土岐蔵人は顕如上人(浄土真宗本願寺11世)に篤く帰依した事から元亀元年(1570)に起こった石山本願寺合戦の際、本願寺方として参戦し大功があった事から、麒麟鐘を顕如から賜っています。

現在の麒麟鐘は、蔵人が出家し善明と名乗り天正8年(1580)に善永寺を再興した際に当寺に持ち込まれ、慶長10年(1605)に梵鐘として造り直されたもので昭和60年(1985)に本巣市指定文化財に指定されています。境内にあるモチノキは推定樹齢200年以上、樹高8m、目通り周囲2m、昭和52年(1977)に本巣市指定天然記念物に指定されています。山号:文殊山。宗派:浄土真宗本願寺派。本尊:阿弥陀如来。

善永寺:上空画像


善永寺:ストリートビュー

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善永寺:写真

善永寺境内正面に設けられた山門と石造標
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善永寺山門から見た歴史が感じられる境内の様子 善永寺参道石畳から見た本堂と手水舎、植栽 善永寺境内に建立されている御堂 善永寺の長い歴史を見つめてきたモチノキ


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