隠居山遺跡(土岐市)概要: 隠居山遺跡は岐阜県土岐市泉町久尻上ヶ峰に位置しています。 隠居山遺跡は1700万年前のパレオパラドキシア・タバタイが発見された発掘場所、古墳時代に築造された横穴墓、安土桃山時代から江戸時代初期の古窯跡などからなる複合遺跡です。横穴墓は現在、土岐市内で発見されている唯一のもので、玄室の長さ約1.0m〜3.0m、高さ1.0m〜1.5m、合計6ケ所見られますが、遺物が発見されておらず詳細は不詳。古窯跡は7世紀の須恵器窯跡をはじめ、16世紀後半から17世紀前半の隠居表1号窯・2号窯、17世紀中期の隠居裏窯、17世紀初頭の隠居東窯などがあります。隠居山遺跡は貴重な事から昭和49年(1974)に土岐市指定史跡に指定されています。
隠居山遺跡:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-土岐市教育委員会
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