高山市三町・町並み

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高山市三町:町並み
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【高山市三町】−現在の高山市の町並みの原型は天正16年(1588)に金森長近高山城を築いた際、城下町として整備されたもので、元禄5年(1692)に金森頼時が上山城(山形県上山市)に移封した事を受け高山藩が廃藩となり、高山城が廃城になった後も町割が維持されました(高山城は金沢城の城主前田家によって管理後に廃棄され麓に幕府直領を管理する天領陣屋が設けられました。幕府は飛騨国が良質な材木を産出する為に半ば強引に天領にしたという説があります)。その後も、飛騨地方の中心都市には飛騨街道を通して多くの物資が集められ経済的にも発展し多くの商家が軒を連ねる町並みが形成され、明治時代初期には人口も1万4千人を数え岐阜県の中では最大規模となりました。しかし、山間にある事から鉄道などの近代交通の整備に遅れを取り、昭和9年(1934)にようやく高山線が開通した事から大規模な近代化が図られず、良好な町並みが残されることとなりました。住民も逸早く保存運動も行い、積極的に整備した事から次第に足を運ぶ人が多くなり、現在は一大観光地となりました。高山市三町は良好な商家町の伝統的な町並みが残されている事から東西約150m、南北約240m、面積約4.4ヘクタール(上三之町、上二之町、上一之町、片原町、神明町4丁目)が名称「高山市三町伝統的建造物群保存地区」として昭和54年(1979)に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

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