高福寺(落合宿)概要: 中央山高福寺は岐阜県中津川市落合に境内を構えている浄土宗の寺院です。高福寺の創建は不詳ですが天文12年(1542)に市岡半右衛門により再興再建された浄土宗の寺院です。天正13年(1585)には当寺の鎮守社だった八幡神社を与坂に遷座し社殿の再建が行われています。市岡半右衛門は高望親王(陸奥将軍)や千葉満胤の後裔に当たる人物とされ、脇本陣役の塚田家は後に市岡半右衛門の名跡を継いでいます。落合宿は比較的小さな宿場町だったことから、旅籠がいっぱいになると宿方として利用される事もあったそうです。又、江戸時代後期から境内を寺小屋として開放し、明治5年(1872)に学制が発布されると学校として利用されています。
高福寺境内前にある「彼岸桜」は案内板によると「 樹齢200年余りといわれ、幹回り2.8mと1.5mの大木2本が並んでいる。3月下旬頃から淡いピンクの花を咲かせ、里人に温かな春の到来、農作業の始まりを告げる暦桜と昔から親しまれている。 落合まちづくり推進協議会 」とあります。山号:中央山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
高福寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-落合まちづくり推進協議会
|
|