東光寺(八百津町)概要: 医王山東光寺は岐阜県加茂郡八百津町八百津に境内を構えています。東光寺の創建は不詳ですが安土桃山時代の天正年間(1573〜1591年)に火災で焼失後に稲葉右近が再建したとされます。以来、和知稲葉氏によって庇護されますが延宝4年(1676)、後継がなく稲葉家が断絶すると庇護者を失います。その後は地域の有力者などが尽力し再興したとされます。寺宝である木造薬師如来並びに両脇侍は平安時代に製作されたもので中尊像高99.0cm、脇侍(月光菩薩・日光菩薩)像高106.0cm、寄木造、昭和33年(1958)に岐阜県指定重要文化財に指定されています。
木造十一面観音立像は藤原時代に製作されたもので、像高約1m、一木造、昭和32年(1957)に八百津町指定文化財に指定されています。東光寺の本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、妻入り、桁行3間、張間3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ。山号:医王山。宗派:高野山真言宗。本尊:薬師如来。
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東光寺:上空画像
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