瑞浪市: 桜堂薬師(法明寺)

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概要・歴史・観光・見所
桜堂薬師(法明寺)概要: 桜堂薬師は岐阜県瑞浪市土岐町に境内を構えている天台宗の寺院です。桜堂薬師の創建は弘仁3年(812)、嵯峨天皇の勅願により三諦上人覚祐(慈覚大師の弟子とも天皇の皇子とも云われています。)が開山したのが始まりと伝えられています。天皇の勅願寺として境内が整備され比叡山や高野山と共に日本三山の1つに数えられなど寺運が隆盛し最盛期には境内には七堂伽藍が建ち並び36坊が峰山山中に軒を連ねていたそうです。その後、一時衰退しましたが、鎌倉幕府から寺領が安堵され24坊が再興、比叡山延暦寺の末寺になるなど再び隆盛します。元亀2年(1571)、織田信長の命により家臣森長可が全山焼き討ちし多くの堂宇、記録、寺宝を焼失しましたが領主になった長可と鶴ヶ城の城主の遠山三兵信友により再興されています。

江戸時代に入ると法明寺(桜堂薬師)は岩村藩(藩庁:岩村城)の藩主松平家の祈願所として庇護されます。特に藩主松平家乗が篤く帰依し、病気になる毎に平癒祈願を行い慶長18年(1613)には絵馬(慶長絵馬:縦111cm、横137cm、土佐派)を奉納しています。松平乗寿が浜松藩に移封になると庇護者を失い、さらに天災が重なり堂宇が大破し再び荒廃します。寛文7年(1667)に藩主丹羽式部少輔氏純の庇護により永秀、賢秀和尚が再興し境内の整備が行われ堂宇も再建されました。

現在の法明寺(桜堂薬師)の堂宇はその当時のもので、仁王門は入母屋、本瓦葺、三間一戸、八脚単層門、桁行3間、梁間2間、内部には室町時代後期に製作された仁王像(阿形像:像高2.89m・吽形像:像高2.93m)が安置されています。本堂は寄棟、銅板葺(元板葺)、桁行5間、梁間5間、正面1間向拝付、内部は正面前2間分が外陣、中央3間×2間が内陣で宮殿が安置されています。所有する仏像も多く薬師如来座像(室町後期作、像高70cm)、前立薬師如来座像(像高約150cm)、十二神将立像(元亀年間作、像高凡そ150cm)、月光菩薩座像(室町後期作、像高約70cm)、日光菩薩座像(室町後期の作像高約70cm)、四天王立像(東方持国天王・西方広目天王・南方増長天王・北方多門天王の4躯、元亀年間作、像高凡そ240cm)が瑞浪市指定文化財に指定されています。山号:瑞桜山。宗派:天台宗。本尊:薬師如来。

桜堂薬師(法明寺)の文化財
・ 三諦上人供養塔-元慶3年-高140m,花崗岩製-県指定史跡
・ 桜堂薬師絵馬群(慶長絵馬・寛文絵馬・亨保絵馬・文政絵馬)-岐阜県指定
・ 桜堂薬師舞楽面(陵王・抜頭・納曽)−岐阜県指定文化財
・ 土岐双生竹−岐阜県指定天然記念物
・ 仏師仏像群(薬師如来・前立薬師・十二神将・月光:日光菩薩・四天王)-市
・ 桜堂薬師句額群(宝暦句額・寛政句額・弘化2年句額)-瑞浪市指定文化財
・ 木造金剛力士像(阿形像・吽形像)-室町時代後期-瑞浪市指定文化財
・ 桜堂薬師本堂(附:宮殿)-寛文7年-寄棟、銅板葺-瑞浪市指定文化財
・ 桜堂薬師仁王門-寛文5年-三間一戸、八脚単層門-瑞浪市指定文化財

桜堂薬師(法明寺):写真

桜堂薬師(法明寺)
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