伝建地区・世界遺産の構成要素(白川郷)

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概要・歴史・観光・スポット
昭和51年(1976)、白川郷(岐阜県大野郡白川村)が国の重要伝統的建造物群保存地区にとして選定された際、選定された45.6ha内の様々な建築物や工作物、環境物件が伝統的建造物として保存対象となりました。一般的に白川郷というと合掌造りの民家だけを想像しますが、保存理由としては数多くの合掌造りの民家を擁する集落全体が歴史的景観を維持しているからで、景観に含まれる社叢、水路、生垣、石垣や合掌造り以外の伝統的建築物など多岐にわたります。又、下表では挙げられないものの、周辺の里山や田畑など環境も壊すことなく将来まで守り続けられる必要があり、特に住民の方々の苦労が窺えます。

白川郷の伝統的建造物および環境物件
伝統的建造物
(計128)
建築物
(計117)
合掌造り家屋59棟
合掌造り家屋を改造した家屋1棟
非合掌造り家屋7棟
付属舎稲架小屋7棟
便所10棟
板倉25棟
唐臼小屋3棟
茶室1棟
宗教建築物4棟
工作物(鳥居・燈篭・石垣・石段)11件
環境物件(社叢・樹木・生垣・水路)8件

上記の表は白川村ホームページを参考にしています。

白川郷が世界遺産に登録された理由
(iv) 人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例。
(v)特に、回復困難な変化の影響下で損傷されやすい状況にある場合における、ある文化(または、複数の文化)を代表する伝統的集落、または、土地利用の顕著な例。



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