弘法堂(白川郷)概要: 弘法堂は岐阜県大野郡白川村萩町地区に境内を構えています。の集落の中では少し離れている場所にあり、案内板によると「 信の道は無限であり 信の心は純粋である自らの苦難の巡路を辿ることによって一歩一歩蓮華の台に近づこうと飛騨の山野に設えられた霊場の1つで質素なこの建物を通じ何千何万の信者が素朴な願いをこめて拝がんでだことでしょう。この堂宇には不動明王像、弘法大師尊像(大)、釈迦如来尊像、弘法大師尊像(小)の四身尊像が祭られています。」とあります。
弘法堂は切妻、鉄板葺、妻入、桁行3間、梁間3.5間、華美な装飾は無く、3方が建具によって仕切られています。飛騨八十八ヶ所霊場49番札所でもあり熱心な信者が札打ちに訪れているようです。境内背後にある墓地には仙光院社僧祐智の墓が建立されています(当時の仙光院は白川八幡神社の別当。白川八幡神社では元禄年間:1688〜1704年に別当寺院として仙光院が創建させましたが、その後廃れたと思われ、延享5年:1748年に明善寺が内ヶ戸から移ってきたとされます)。
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