旧兼山小学校(可児市)概要: 旧兼山小学校は岐阜県可児市兼山に位置しています。案内板によると「 この建物は、明治18(1885)年に建てられたもので、現存する木造3階建ての小学校校舎としては日本最古のものです。当時の兼山町は、商業の町として近在近郷随一のにぎわいを見せ、「土一升、金一升」と言われたほど地価が高騰していました。そのため、山の傾斜地で狭い土地という悪条件を克服して、懸け造りの木造3階建て校舎が建てられました。学校建築としては極めて珍しく、どっしりとした風格のある校舎です。この地区にある3階倉とともに当時の事情を今に伝える貴重な建造物であり、現在は歴史民俗資料館として利用しています。 可児市教育委員会 」とあります。
旧兼山小学校の建物は木造3階建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は下見板張り縦押縁押え、河岸段丘という特異な地形の極に建てられている為、2階に玄関が設けられています。玄関屋根は入母屋の重厚な屋根が設える格式の高いもので、3重の屋根の下層部では方立を張り出し特異な外観を作り出しています。
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兼山歴史民俗資料館(戦国山城ミュージアム):上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-可児市教育委員会
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