小関の清水(可児市)概要: 小関の清水は古くから名水としてしられ、享保14年(1729)に金山城の城主の事を記録した「金山記全集大成」によると、天正13年(1585)に行われた豊臣秀吉主催の京都北野松原の大茶会では金山城の城主森忠政が茶人鳥屋尾不省に小関の清水を持たせて参加させ、小関の清水が不老長寿に御利益がある事を話すと、秀吉から褒め称えられ褒美をもらったと記載されています。
江戸時代中期の宝暦6年(1756)に尾張藩の文書奉行松平君山が編纂した「濃陽志略」にも「巻の後ろにある。昔は清泉であったが今は碗井となっている。巻並の最も西にあって清冷である。これは古来中井戸荘の名所であると言われている。」と評し、小関の清水の事が古くから中井戸荘の名所であると記されています。
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-可児市教育委員会
|
|