郡上八幡旧庁舎概要: 郡上八幡旧庁舎は岐阜県郡上市八幡町島谷に位置している近代建築です。郡上八幡旧庁舎は昭和11年(1936)に建てられた建物で、設計は野村建築事務所、施工は水谷藤兵衛、木造2階建、寄棟(正面張り出し部のみ切妻)、桟瓦葺、建築面積797u、
外壁は真壁造下見板張りで2階の軒下廻りが白漆喰で仕上げられています。大屋根のドーマや縦長の窓、玄関の意匠や三角屋根付きの照明、玄関屋根に設えられたバージボード風の櫛型の棟飾り、腰壁のタイル張りなど当時の洋風建築の要素を取り入れています。
郡上八幡旧庁舎は昭和初期に建てられた洋風庁舎建築の遺構として貴重で「造形の規範となっているもの」との登録基準を満たしている事から平成10年(1998)に国登録有形文化財に登録されています。現在は郡上八幡旧庁舎記念館(内部は観光案内所や休憩サロン、軽食堂、特産品の販売など)として再利用され一般公開されています。
郡上八幡旧庁舎:上空画像
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