左京稲荷(郡上市)概要: 左京稲荷は岐阜県郡上市八幡町島谷 に鎮座している神社です。案内板によると「 このあたりは旗本3千石金森左京の屋敷跡ですので左京町と言われております。金森左京は元郡上藩主金森頼錦の分家です。本家が宝暦の百姓一揆で断絶したとき一族でただ1人特に存続を許され明治維新まで栄えました。この稲荷神社は幸運児金森左京の守護神でありました。こんにちも一家の繁栄を願う多くの人々から崇敬されております。 左京町」とあります。
石鳥居は文政13年(1830)に信州高遠(現在の長野県伊那市高遠町)の石工が製作したもので社殿には天保2年(1831)に正三位源重成謹が書いたとされる「正一位稲荷大明神」の額が掲げられています。社殿は一間社流造、銅板葺き、外壁は稲荷神社らしく朱色で彩られています。鳥居の前には複数の「左京稲荷」を記した提灯がぶら下げられ、信仰の篤さが窺えます。
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