豆木地蔵(法然寺)概要: 豆木地蔵の伝説は、欽明天皇の御代(539〜571年)、滋賀県木之本に住んでいた1人の娘がいて継母に酷く虐められ、毎日泣いて過ごしました。ある日、娘が地蔵菩薩に泣いて助けを求めると、霊夢に地蔵菩薩が立ち、一粒の豆を与えました。娘はその豆を畑に植えたところみるみる大きくなり、多くの収穫を得ることが出来ました。
この話を聞きつけた地元の人達は話し合いを行い、この豆の木から3体の地蔵菩薩像を彫り込み、1体を娘に与えました。娘は地蔵菩薩像を背に諸国巡礼の旅を行い美濃国の関へ来たところ、急に重くなり動けなくなりました。娘は神意と悟り、この地に地蔵堂を建立すると尼となり地蔵菩薩像を生涯守ったと伝えられています。
法然寺:上空画像
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