小坂町(下呂市)概要: 飛騨街道と、御嶽山登拝参道の分岐点として発達した町で、町内には湯屋温泉や下島温泉などの温泉が点在しています。御嶽山(日本百名山・新日本百名山・花の百名山・ぎふ百山)は標高3067mの信仰の山で、寛政3年(1791)に覚明行者が登拝口である小坂口がを開くと多くの信者や講中が小坂宿を利用しました。特に江戸時代後期になると行楽が大衆化し、多くの人達が信仰や参拝を理由に各地に出掛けるようになり宿場も繁栄しました(飛騨国唯一の登拝口として飛騨街道を利用した信者は必然的に小坂口を利用した)。又、滝の多さが全国有数とされ、滝めぐり(根尾の滝・三ツ滝・からたに滝・あかがねとよ・仙人滝・白糸の滝・緋の滝・材木滝)が整備されています。
飛騨街道:宿場町・再生リスト
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