護国之寺

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概要・歴史・観光・見所
護国之寺(岐阜市)概要: 雄総山護国之寺は岐阜県岐阜市長良雄総に境内を構えている高野山真言宗の寺院です。護国之寺の創建は奈良時代の天平18年(746)、行基菩薩が聖武天皇(第45代天皇・在位:神亀元年724年〜天平勝宝元年749年)の勅願により開山したのが始まりと伝えられています。当初は寺運が隆盛し、境内には33の堂塔が軒を連ね広大な寺領を有していましたが次第に縮小されたと思われます。戦国時代の織田信長の兵火により堂宇が焼失し大きな被害を受けますが天正8年(1580)良啓上人が再興、江戸時代中期に堂宇が順次再建されています。

護国之寺山門は宝暦12年(1762)に造営されたもので入母屋、桟瓦葺、三間一戸、桁行3間、張間2間、八脚楼門、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、木部朱塗り、上層部花頭窓、高欄付き、下層部には仁王像が安置、「金光明四天 王護国之寺」の扁額が掲げられています。護国之寺山門は江戸時代中期に建てられた岐阜市内に残る数少ない楼門建築の遺構として貴重な事から岐阜市指定文化財に指定されています。護国之寺奥之院は宝暦5年(1755)、良恭上人の代に造営されたもので、寄棟、桟瓦葺、重層(二重)屋根、平入、下層部3間、上層部2間、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部には本尊である十一面千手観世音菩薩安置、江戸時代中期に建てられた禅宗様建築の遺構として貴重な事から岐阜市指定文化財に指定されています。護国之寺本堂(観音堂)は元文元年(1736)に造営されたもので木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、妻入、桁行3間、正面1間唐破風向拝付、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、内部には本尊である十一面千手観世音菩薩(雄総観音)が安置されています。。

護国之寺が所有し金銅獅子唐草文鉢は東大寺の大仏建立に尽力を尽くしたとされる日野金丸がその功績により聖武天皇(第45代天皇・在位:神亀元年724年〜天平勝宝元年749年)から賜わったと伝えられるもので銅製打ち出し鍍金仕上げ、高さ14.5cm、径27.5cm、外面には獅子と宝相華唐草文が線刻された天平時代の代表的な傑作ととして極めて貴重な事から昭和30年(1955)に国宝に指定されています。美濃西国三十三観音霊場第17番札所(札所本尊:十一面千手観世音菩薩・御詠歌:かけふかき 御法のはしの ゆかりより くちず願いも かけわらすらん)。美濃四国八十八箇所霊場第88番札所。美濃七福神(布袋)。宗派:高野山真言宗。本尊:十一面千手観世音菩薩(雄総観音)。

護国之寺の文化財
・ 金銅獅子唐草文鉢(1口)-奈良-鍍金仕上,高さ14.5p,径27.5p-国宝
・ 塑像佛頭 及び残欠(1箇)-奈良-伝:日野金丸作-岐阜県指定重要文化財
・ 護国之寺宝篋印塔-嘉元2年-直実の父親と祖父供養塔-岐阜県指定文化財
・ 紙本着色鷹図六曲屏風(1双)−室町時代末期−岐阜県指定重要文化財
・ 大般若経(600巻)−久安3年−岐阜市指定重要文化財
・ 護国之寺 縁起(1巻)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 楼門-宝暦12年-入母屋、三間一戸、八脚楼門-岐阜市指定重要文化財
・ 奥之院-宝暦5年-寄棟,桟瓦葺,重層(二重)屋根-岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色両界曼荼羅図(2幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色阿弥陀如来像(1幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色勢至菩薩像(1幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色釈迦十六善神像(1幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色十三佛像(1幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色愛染明王像(1幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色不動明王像(1幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財
・ 紙本着色蓮台阿字(1幅)−室町時代−岐阜市指定重要文化財

護国之寺(奥之院・楼門):写真

護国之寺境内正面に設けられた山門(楼門)
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護国之寺山門(楼門)に安置されてる仁王像(阿形像) 護国之寺山門(楼門)に安置されてる仁王像(吽形像) 護国之寺山門(楼門)から見た石段 護国之寺石段から見上げた本堂(観音堂)
護国之寺境内から見た本堂(観音堂)正面 護国之寺境内奥地に建立されている奥之院 護国之寺の鎮守社 護国之寺境内に建立されている宝篋印塔


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