岐阜市: 延算寺

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概要・歴史・観光・見所
延算寺(岐阜市)概要: 延算寺は岐阜県岐阜市岩井に境内を構えています。延算寺の創建は弘仁6年(815)、弘法大師空海(真言宗の開祖)が美濃巡教でこの地を訪れた時、霊水が湧き出る霊地を見つけ薬師如来を安置したのが始まりと伝えられています。その後、寺運が隆盛し貞観6年(864)には清和天皇の勅命により定額寺(国立寺)に列し、特に皮膚病に御利益があるとして昌泰年間(898〜901年)には平安時代の歌人小野小町も瘡平癒の祈願に訪れ、見事念願成就すると東院に石仏薬師を奉納したと伝えられています。延算寺の境内には多くの堂宇が建ち並び壮大なものでしたが、度々火災や兵火で焼失し次第に規模が縮小されました。山号:岩井山。宗派:高野山真言宗。本尊:薬師如来。

現在の延算寺本堂は寛永20年(1643)に再建したもので単層入母屋造、銅板葺(元檜皮葺)、桁行3間、梁間4間、江戸時代初期に建てられた数少ない寺院建築で組物や彫刻など室町時代後期の様式を継承する貴重なものとして昭和31年(1956)に岐阜県指定文化財に指定されています。延算寺本尊である薬師如来像(当初は祀る所が無く、盥の上に安置していた為、たらい薬師の別称があります。)は、制作年:平安時代前期、樟材、一木造、像高:153.0cm、台座の高さ:23.0cm、延暦24年(805)伝教大師最澄が因幡国岩井郡岩井で楠の木を持って彫り込んだ3体(延算寺・比叡山根本中堂・横蔵寺)のうちの1体とされる貴重なものとして大正3年(1914)に国指定重要文化財に指定されています。

その他にも延算寺は寺宝を多数所有し平安時代中期に製作された多聞天・増長天立像、天和3年(1683)に建立された鐘楼(入母屋、銅板葺き、高欄付き、外壁は四隅柱のみの吹き放し)、白隠が描いた白衣観音画像、江戸時代に描かれた杉板戸絵・桐板戸絵が岐阜市指定文化財に、境内にあるコバノミツバツツジ群落とヤマモモが岐阜市指定天然記念物に、池泉回遊式庭園である岩井山庭園(本坊)が岐阜市指定名勝にそれぞれ指定されています。

延算寺:写真

延算寺
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