津島神社(飛騨市)概要: 津島神社は岐阜県飛騨市神岡町山田に鎮座している神社です。津島神社の創建は平安時代の貞観11年(869)、当地域に疫病が広まり多くの住民が病死した為、祇園神社(京都府京都市東山区祇園町・現在の八坂神社)の分霊を勧請し流疫退散・病気平癒の祈願を行ったことが始まりと伝えられています。歴代領主から崇敬され、応永6年(1399)には江馬家初代平輝経が武運長久の祈願し、元亀年間(1570〜1573年)には山田城代吉村斉右衛門勝利(江馬家家臣)が社殿を造営しています。
元禄7年(1694)の検地の際、高原郷70ヶ村の産土神として正式に定められています。境内(約4313u)の社叢は100種類以上の山草で原生林を形成、中には幹周6.3mのコナラや、幹周3〜4mのトチ、幹周0.5m〜1mのスギ(80本)などがある貴重なものとして昭和36年(1961)に岐阜県指定天然記念物に指定されています。平成14年(2002)に伊太祈曽神社と合併しています。祭神:建速須佐之男神、五十猛命、伊須流岐比古命。
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