高山市: 松本家住宅

  岐阜県:歴史・観光・見所高山市:観光・観光・スポット>松本家住宅

概要・歴史・観光・スポット

松本家住宅(高山市)概要: 松本家住宅は岐阜県高山市上川原町に位置している古民家です。松本家は旧灘村松本の出身で弘化年間(1844〜1847年)に高山に土着し蝋燭、練油、金貸などを生業とし、明治45年(1912)に原三右衛門宅(薬種商:屋号「原三」)を譲り受けています。

松本家住宅主屋は江戸時代後期に建てられたもので、木造2階、切妻、平入、金属板葺、桁行10.8m、梁間14.5m、外壁は真壁造り、1階は出格子、2階は格子戸、1階の下屋の軒先は軒板が垂れています。

松本家住宅の内部は1階には「ミセ」、「オエ」、「ダイドコロ」、「オクミセ」、「カズキ」、「ブツマ」、「ザシキ」、2階の中庭側には茶室が設けられています。明治8年(1875)に高山市内が大火となった為、江戸時代に建てられた数少ない町屋建築の1つとして貴重な存在です。

松本家住宅主屋は米蔵(嘉永元年:土蔵2階建、切妻、金属板葺、桁行7.9m、梁間5.8m)、漬物蔵(文政9年:土蔵2階建、切妻、金属板葺、桁行5.2m、梁間4.2m)と共に昭和46年(1971)に国指定重要文化財(附:主屋漬物蔵間通り土間・南面流し場)に指定されています。現在は一般公開され、松本家縁の商売道具類や、原三右衛門家縁の薬関係の資料などが展示されています。

松本家住宅:上空画像


松本家住宅:ストリートビュー

        スポンサーリンク

松本家住宅:写真

松本家住宅主屋を左斜め正面から撮影した画像
[ 付近地図: 岐阜県高山市 ]・[ 高山市:歴史・観光・見所 ]
松本家住宅主屋正面の玄関回りのアップ写真 松本家住宅主屋を右斜め正面から撮影した画像 松本家住宅の室2階の格子戸を撮った写真 松本家住宅主屋1階格子戸を縦長のアングルで写した画像


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「岐阜県:歴史・観光・見所」は「岐阜県の歴史」、「郷土資料辞典−岐阜県」、「日本の城下町−東海」、「城郭と城下町−東海」、「東海道」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」等を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシーはこちらです。